SGHC

トップメッセージ

世界を舞台に、医療機器の価値を高める


“グローバルニッチ”という大舞台

松本会長

テクノロジーの進化、医療DXの加速、そして世界規模で高まるヘルスケア需要―医療機器は今、社会の中心的な産業へと成長を続けています。 かつては医薬品の延長のように語られていた分野でしたが、現在は世界市場の中で確かな存在感を示すようになりました。
日本市場は決して大きくありません。しかし、視野を世界に向けると発展の可能性が無限にあります。当グループの先端技術分野の売上の6割は海外。国内ではニッチに見える分野も、世界規模で見ると“グローバルニッチ”という大きな舞台になるのです。
これからは、医療DXが推進され、生成AIのテクノロジーの進化によって、技術革新のスピードはさらに加速されていきます。しかし、どれほど優れた技術があっても、一社だけでできることには限界があります。だからこそ、「競争社会から協業社会へ」という考え方が大切になります。力を合わせることによって、新しい価値が創造されるのです。


大切にしている3つの心 〜利他の心・協業の心・ユーモアの心〜

私には経営者として大切にしてきた3つの心があります。
1つ目は利他の心。まず、業界全体の発展があり、その先に自社の発展があります 。
2つ目が協業の心。近年の技術革新は目覚ましく、自社で全てを賄うには時間とコストがかかります。特に医療DXなどにおいてはオープンイノベーションが必要であり、他社との協業は大切なものとなります。
3つ目はユーモアの心。私の生き方は、他者を巻き込みながら、楽しく取り組むことです。議論する時でも、最初から相手を否定せずに、相手の主張を認めた上で、自分の意見を伝える「Yes, but…」という言い方を心掛けています。
私は、人が成長するために必要なのは「才能・経験・運」と思っています。しかし、才能や運があっても、本当に力を身に付けるには体験が必要です。今はインターネットや生成AIで簡単に情報が手に入ります。それは素晴らしいことです。しかし、画面の中の知識や経験だけでは本当の力にはなり得ません。現場に足を運び、挑戦し、時には失敗する。その体験こそが、未来を支える財産となります。


医療機器の3つのキーワード 〜安定供給・医療DX・国際展開〜

東日本大震災やコロナ禍を通じて、多くの人が医療機器の重要性を実感しました。医療機器は単なるビジネスではありません。人の命と社会を守る基盤です。安定供給、医療DX、そして国際展開――これらのテーマは日本の未来にとって欠かせません。
現代社会はテクノロジーによって便利な時代となりました。しかし、いつの時代になっても大切なのは「努力」です。自分で努力して経験を積み、才能を磨いていかないと、本当の力になりません。経験を重ね、人との縁を大切にし、自分の言葉で語れる力を身につけて欲しい。世界は広く、挑戦する舞台は無限にあります。
医療機器の明るい未来は、次世代の方々の挑戦によってさらに輝きを増していくでしょう。

松本会長

松本 謙一 サクラグローバルホールディング株式会社 代表取締役会長





つなぐ力で、医療の未来をひらく


3つのビジネスドメインを持つSGHC

東社長

サクラグローバルホールディング(SGHC)は、感染制御・病理診断・ライフサイエンスという三つの専門領域を軸に、世界の医療を支えるグローバルグループです。アメリカ大陸、アジア・オセアニア、ヨーロッパ・インド・アフリカへと広がるネットワークの中で、それぞれの地域に根ざしながら、世界規模で価値を生み出しています。近年、医療を取り巻く環境は大きく変わりつつあります。サプライチェーンの混乱や各国の規制強化、地政学的なリスクの高まりなど、企業にはこれまで以上に柔軟で戦略的な対応が求められるようになりました。


持続可能な医療の実現に向けた取り組み

SGHCは、グループ全体を見渡すガバナンス体制を強化し、各社の強みを生かしながら、最適な資源配分と迅速な意思決定を実現してきました。特に病理診断分野では、サクラファインテックグループを中心に、開発・製造・販売を横断する統合的な体制を整備。成長市場に対応するための生産体制の強化とともに、グローバルなキャッシュマネジメントを通じて、資金をより戦略的に活用できる仕組みを構築しています。
また、世界各地で生まれる技術や知見を取り込み、進化させ、再び世界へ届ける「持続可能な医療の実現に向けた取り組み」にも挑戦しています。地域ごとのニーズに応じた開発や生産体制の最適化を進めながら、各拠点が互いに学び合い、高め合う。そのダイナミックな連携こそが、SGHCの競争力の源泉です。


「ONE SAKURA」の精神

私たちの原点は、約430年前、堺の薬種店にまでさかのぼります。時代が変わっても、「医療に貢献する」という志は変わりません。利益のみを追求するのではなく、社会にとって意味のある価値を生み出す。それは、「ONE SAKURA」の精神として受け継がれています。
さらに、未来への責任として、医療人材の育成や若い世代の挑戦を支援する活動にも力を入れています。医療の進歩は、人の成長なくして実現はありません。次代を担う人々が世界へ羽ばたく環境を整えることも、私たちの大切な使命と考えています。
変化の時代だからこそ、原点を忘れず、しかし立ち止まらない。SGHCは、世界を舞台に、医療の新しい可能性を追求し続けます。

東社長

東 竜一郎 サクラグローバルホールディング株式会社 代表取締役社長


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